感度の高いパリジェンヌに人気、センス抜群のフラワーショップ・ODORANTES。シックな内装の店内には、バラをメインに、何色とも言えないような絶妙なカラーの花が並びます。パリのトップメゾンや往年の大女優をも顧客に持つ、ODORANTESのセンスをご紹介します。
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ODORANTESという店名は“香り高い花”という意味。毎日少量ずつ仕入れられる新鮮な花に顔を近づけると、うっとりといい香りを放つ花があります。春にはミントなど、香りのあるハーブ類も多く取り扱っているのだそう。
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ODORANTESという店名は“香り高い花”という意味。毎日少量ずつ仕入れられる新鮮な花に顔を近づけると、うっとりといい香りを放つ花があります。春にはミントなど、香りのあるハーブ類も多く取り扱っているのだそう。
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お店に並ぶ花はオーナーのクリストフさんとエマニュエルさんが好きな花だけ。季節を少しだけ先取りできる、パリ近郊で生産された花がベストだとのこと。唯一、可憐にみえて頑丈なラナンキュラスは日本のものがお店に並ぶこともあります。
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1〜2か月に1度は変えているという内装は、オーナーの2人が蚤の市や骨董品店で出合ったアイテムが飾られることも。“ここで働く自分たちが一番楽しいように”と、テーマを持ってしつらえられる内装は、いつ訪れても驚きがあります。
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パリのトップメゾンのショールームの装花も担当。そのシーズンのコレクションに合わせたものをイメージして飾るのだそう。モード関係のお客さまが多いことからも、その卓越したセンスへの信頼感がうかがえます。
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オーナーのクリストフさん(左)とエマニュエルさん(右)。クリストフさんは、元メイクアップアーティスト、エマニュエルさんは元ヘアアーティストという異色の経歴の持ち主。パリとノルマンディにある自宅には、いつも花を欠かしません。
- Photograph : Sumiyo Ida
- Translation : Tsukuha Niwano
- Coordinate : Tomoko Yokoshima
- Edit & Text : Kaoru Adachi