夏の終わりに効く
アロマの効能と使い方
生田 和余さん
(セラピスト)
心とからだに不調が出やすい夏の終わりは、アロマのいい香りでメンテナンスを。効能や好みで植物の種類を選んだら、さまざまな方法でその香りを楽しみましょう。教えてくれるのは、セラピストの生田和余さんです。
1.
女性にうれしいアロマの効能
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リラックス
安眠やストレスケアのために
ラベンダー(心身のバランスを整える)、マージョラム(心を穏やかにする)、プチグレン(安眠、心を鎮める)、ゼラニウム(ストレス軽減)など
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リフレッシュ
家事や仕事の合間に
ベルガモット(イライラを和らげる、心を明るくする)、ペパーミント(気分を爽快に)、ローズマリー(思考をクリアに)、柑橘類(レモン、グレープフルーツ、オレンジ/気分転換に)など
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ビューティアップ
女性ならではの不調に
オレンジ(消化器系の不調に)、イランイラン(PMS対策、女性の大らかさを出す)、クラリセージ(生理痛、PMS対策)、カモミール(生理痛対策、不安の緩和)、ローズウッド(疲れを癒す)など
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気分の沈み
もやもやとする心の不調に
サンダルウッド(不安を取り除く、瞑想的な落ち着き)、ブラックペッパー(活力を出す)、ユーカリ(息苦しさの緩和)など
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夏の疲れ対策
体のさまざまなところに現れる疲れに
レモングラス(消化器系の疲れに)、ジュニパー(むくみを取り、流れをよくする)、ユーカリ(呼吸器系を整える)、パチュリ(冷え性対策、流れをよくする)など
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2.
アロマの楽しみ方
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手軽なものから、一手間まで
さまざまな方法で香りを楽しむ下でご紹介するように、アロマオイルに一手間を加えた“アロマクラフト”という方法もありますが、日常生活で手軽に楽しむこともできます。「ティッシュにしみこませたり、お風呂に数滴入れて香りをかいだり、マグカップや洗面器のお湯に垂らして湯気を吸ったり。そのようにかぐだけでも十分効果はあります。お部屋でディフューザーを使うのもいいですね」。
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バスソルト
材料(1回分)
- 精油(アロマオイル) 3?5滴
- 天然塩 大さじ2?カップ1弱
作り方
お好みの精油(アロマオイル)と天然塩を混ぜる。肌が敏感な方は、塩を砂糖やハチミツに置き換えてもOK。
エアフレッシュミスト
材料(30ml)
- 精油(アロマオイル) 12?15滴
- 無水エタノール 10ml
- 精製水 20ml
作り方
無水エタノールと精油(アロマオイル)を混ぜ、最後に精製水を加え、スプレー容器に入れる。スプレーする前によく振ってから使用する。無水エタノールや精製水はドラッグストアで購入可能。また、無水エタノールはウォッカに置き換えてもOK。1?2ヶ月で使い切るのがおすすめ。
生田 和余さん
(セラピスト)
心身の不調を改善するメンテナンスケアの重要性を感じ、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格を取得。2006年からセラピストとして活動。その後もさまざまな自然療法とエステ技術を学び、2013年にHealing Salon SOMIをオープン。
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STAFF
- Photograph : Kozue Hanada
- Edit & Text : Kaoru Adachi
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