stylist presents
テーマのある着こなし
vol.3 フレンチ・ミューズ
featuring 菊池亜希子

フィルムの中でも、心の中でも
永遠に色あせない
憧れのフレンチ・ミューズ。
いつもの自分を主演女優にする、
装いのエッセンスを。

01.

ジーン・セバーグ気分で着る
凛としたボーダー

『勝手にしやがれ』

1960年

ジャン=リュック・ゴダールの長編第一作、愛と裏切りの映画。少年のようなベリーショートのジーンがまとうファッションも、世界中の女性に影響を与え続けている。

02.

アンナ・カリーナのように
コケティッシュな魅力がアクセサリー

ボア素材のアウターは、カジュアルでもファニーでもなく、レディに着るのが気分。マニッシュなコーディネートも、ヘアメイクとスカーフ使い、そして着る人の女性像でレディな味つけを。

03.

赤いカーディガンは
フレンチスタイルの主役

女性らしい赤のカーディガンを、シックな色・柄のボトムスに合わせるとき。アンナ・カリーナを意識してみるとうまくまとまります。

04.

ステップ弾む、
軽やかなスカートスタイル

『女は女である』

1961年

ユーモラスでチャーミングな主人公・アンジェラ(アンナ・カリーナ)のキャラクターと、フェミニンな装いに心ときめく作品。

05.

トリコロールの
グッドバランス

秋らしいブリックな赤のカーディガン。粋に取り入れるテクニックのひとつが、トリコロールでコーディネートすること。小物使いにもフレンチの薫りを。

fin.
styling
山口 香穂さん
(スタイリスト)

スタイリスト・轟木節子氏に師事し、2014年に独立。『ONKUL』、『リンネル』、『ナチュリラ』など各ファッション誌を中心に、広告、カタログ、WEB、アーティストのスタイリングなどで活躍中。

staff
  • Photograph : Keisuke Kitamura
  • Styling : Kaho Yamaguchi
  • Hair & Make-up : Yoko Yoshikawa
  • Model : Akiko Kikuchi
  • Edit & Text : Kaoru Adachi