HUMAN WOMAN in Paris

パリでお買いもの Vol.1

松長絵菜さん(料理研究家)

マルシェへ

パリで活躍する日本人の方の、普段のお買いものはどこへ? 第1回は、パリ生活10年目を迎える料理研究家・松長絵菜さん。家族といただく毎日のごはんや、仕事の料理のための食材を求め、週に1回はマルシェへ。

TODAY'S SCHEDULE

  1. マルシェで食材調達
  2. 自宅でお料理
  • 農家直売店から
    新鮮な野菜をたっぷり購入

    この日訪れたのは、パリ16区、イエナ地区にあるマルシェ。上質な食材がそろうと評判で、近くを訪れた際は必ず立ち寄るそう。「一緒に並んでいるマダムとレシピの相談をしたり、食文化のコミュニケーションもできて楽しいです」。

  • プル・オ・ポのいい香りを漂わせて
    キッチンに立つしあわせな時間

    帰宅したら調理開始です。作るのはプル・オ・ポ(鶏のポトフ)。今回は春にぴったりの玉子とハーブのソースでいただくのだそうです。鶏とたくさんの野菜を、コトコト2時間以上煮込みます。「お客さまがいらっしゃる時や、温かい野菜がたっぷり摂りたくなった時によく作るメニューです」。

  • Poule au pot
    玉子とハーブのソースでいただく
    プル・オ・ポ(鶏のポトフ)

[4人分]

  • 丸鶏肉 1羽分
  • キャベツ(あればちりめん) 1/4個
  • かぶ 2個
  • 根セロリ 1/4個
  • セロリ 2本
  • 人参 2本
  • ポワロー葱 または 長葱 2本
  • 塩 適宜

(A)

  • 玉ねぎ 1個
  • クローブ 4粒
  • ローリエの葉 1枚
  • (あれば、タイムの葉 少々)

(B)

  • 茹で卵(みじん切り)3個分
  • ピクルス(みじん切り)2/3カップ分
  • パセリ(みじん切り)1/4カップ分
  • マスタード 大さじ2
  • 酢 大さじ1/2
  • サラダオイル 1/2カップ
  • 塩 少々
  • コショウ 少々

作り方

  1. 1. 鍋に、ぶつ切りにし流水で洗った鶏と、かぶるくらいの水を入れ、火にかける。煮たってアクが出てきたら煮こぼし、流水で肉の表面と鍋についたアクを洗い流す。
  2. 2. 再び鍋に1の肉とたっぷりかぶるくらいの水とAを入れ、弱火にかけ、アクと油を引きながら、1時間以上煮込む。
  3. 3. 大きめに切った野菜を入れ、さらに1時間以上煮込み、塩で味をととのえ、スープと具を別に盛り、よく混ぜ合わせたBをのせ、具とともにいただく。

パリのおみやげプレゼント!

SPECIAL PRESENT

料理研究家の松長絵菜さんがパリのマルシェでセレクトしたキッチンツールをフォロー&いいね!してくださった方の中から抽選で8名様にプレゼント!

【応募方法】

  1. 1. HUMANWOMAN公式Instagramアカウント( @humanwoman_official )をフォロー
  2. 2. この投稿に“いいね!”
  3. これだけで応募完了です!

【応募期間】

3/1~3/15

  • 当選された方にはDMにてご連絡させていただきます。
  • 応募は国内在住の方に限らせていただきます。

Ena Matsunaga

まつながえな/料理研究家。自著の撮影、スタイリング、執筆も手がける。『おさらのしたく』、『十二ヶ月のバスケット』など著書多数で、2009年に渡仏後も『ひふみのおやつ』を出版。現在は新著の準備中。

Staff

  • Photograph : Ayumi Shino
  • Coordinate : Massaé Takanaka
  • Edit & Text : Kaoru Adachi