スタイリスト・荻野玲子さんの
カラー入門
色を楽しむ春が来た。
軽やかなニットで楽しむ
ブルー、イエロー、ピンク、ライム……。
きれいなカラーを毎日の装いに活かすヒントを
スタイリスト・荻野玲子さんに聞きました。
Blue
春らしいライトなブルー
Case1.Gradation Knit
グラデーションニット
同系色でグラデーションを繋げる
ベーシックなシルエットにブルーのグラデーションが美しいデザインを活かすため、プルオーバーニットはボトムにインせずに。同系色ブルーのプリーツスカートを合わせて、全身にグラデーションを広げるイメージで。ライトなブルーの色調と軽やかな素材感で、いち早く春を感じさせてくれる装いが実現。
Case2.Pastel Color GIMA Knit
パステルカラーのギマニット
濃色の柄でぴりっと引き締める
まるでリネンのような風合いでhuman womanの定番人気を誇る“ギマ加工”を施したコットンニット。淡いパステルブルーのカーディガンは、濃色ベースの柄ボトムで引き締めながらキャッチーに仕上げて。ギンガムチェックのガウチョパンツはやわらかい素材とゴムウエストでリラックス感のある1本。
Yellow
肌を明るく見せる鮮やかなイエロー
Case1.Color Mix Knit
ミックスカラーニット
ニットの中の色からボトムスの色を選ぶ
鮮やかなイエローベースのミックスカラーカーディガンは、遊び心のある編み地の表情も魅力。前後逆にしてプルオーバーとして着ることも可能。相性のいいボトムの色は、ニットの糸の色から選んで。パンツの製品染め(縫製してから染色)ならではの味のあるカジュアルな風合いが、春の気分を加速させる。
Case2.Basic Cotton Cardigan
ベーシックコットンカーディガン
相性のいい同系色のベージュを合わせて
大人っぽく着られるオーバーオールのやさしいベージュカラーが、同系色のイエローとすっきりなじむ。ベーシックカーディガンはオーガニックコットン素材。黒い貝ボタンや、ハイゲージの肉感が甘くなりすぎないための秘訣。オーバーオールもハリとやわらかさを合せ持つオーガニックコットンを使用。
Pink
大人こそ着たいトレンドのピンク
Case1.Basic Cotton Knit
ベーシックコットンニット
インナーとしてアクセントに効かせる
きれいな色の初心者さんは、まずはインナーとして取り入れるのがおすすめ。Vネック&フレンチスリーブのジャンパースカートから、オーガニックコットンニットのピンクのハイネックとボリュームのある袖をのぞかせてアクセントに。グレーなどのベーシックカラーにはどんなきれい色も合わせやすい。
Case2.Smorky Color GIMA Knit
スモーキーカラーのギマニット
コーディネートの主役にするピンク
リネンのような風合いが人気のギマニットの新色、スモーキーなピンク。インナーの合わせに迷うときは、ボタンをすべて閉めてVネックニットとしてコーディネートの主役にして。やわらかく落ち感のあるカルゼ素材のテーパードパンツと、淡水パールネックレスで上品なカジュアルスタイルが完成する。
Lime
ヴィヴィッドなライムにトライ
Case1.Vivid GIMA Cardigan
発色のいいライムのカーディガン
細身の色落ちデニムでスタイリッシュに
スタイリッシュに着るライムカラーは、細身のデニムがキーに。ノンウォッシュの色味だと強すぎるけれど、色落ち加工が施されたスモーキーなブラックがヴィヴィッドなライムと好相性。 “Epanoui(晴れやかな)”と刺しゅうされた長袖Tシャツとのベーシックなコーディネートに色が活きる。
Case2.Vivid GIMA Knit
発色のいいライムのVネックニット
ヴィヴィッド同士でなじませる
ヴィヴィッドとヴィヴィッドを合わせてなじませる上級者のカラーテクニックは、一方を柄ものにするのがポイント。ブルー系のリバティプリントはhuman womanのオリジナルカラー。人気のギマニットのサイドスリットから広めにのぞかせて。さらに同色のテレコ素材タートルでライムをリピート。
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